TO PATIENTS患者様へ
CT検査を受診される方へ
CT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)装置の中心にある大きな穴に体を入れて、エックス線を当て、体の中の様子をコンピューターで処理し画像化する検査です。
体の輪切りの断層写真が得られ診断に大変役立つ検査です。
CT検査には造影剤という薬を使用しないで撮影する検査:単純CT検査と、造影剤という薬を静脈注射して撮影する検査:造影CT検査の2種類の検査法があります。
○CT検査の注意事項
次のような方はCT検査を受けられないことがあります。
必ず医師、スタッフに申し出てください。
①妊娠している/妊娠している可能性のある方
②心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
○装置内に持ち込めないもの
検査室内で検査着への着替えは行っていただきますが、検査装置には金属製品など以下のものの持ち込みは厳禁です。
ピアス、イヤリング、ネックレス、ヘアピン、エレキバン、使い捨てカイロ
○飲食制限
水分摂取制限はありません。牛乳、ヨーグルトなどの乳製品の飲食は控えてください。
放射線 被ばくについて
○CT検査の被ばく
CT検査とは、放射線を利用し、体の中の様子をコンピューターを使って画像化する検査です。
撮影場所によって被ばく線量は1回あたり5~30mSv(ミリシーベルト)程度とさまざまです。(下図参照)
シーベルト(Sv)は、放射線が人体にどのような影響を及ぼすかを評価する単位です。
放射線による影響は、被ばく量に比例して大きくなりますが、通常のCT検査で受ける線量では、健康への影響はほとんど心配ありません。
胸部レントゲン検査(0.06mSv程度)に比べると、CT検査の方が被ばく線量は多くなりますが、発がん性のリスクという観点からみると、少量の放射線ということになります。

○当院でのCT被ばく線量 (R5年計測時)
主な臓器の被ばく線量は下記の通りです。
CT の線量は CTDIvol 及び DLP という単位が使用されていますが、当院と診断参考レベルの DLP を比較すると以下のようになります。
臓器 | 被ばく線量 [mSv] | 診断参考レベル [mGy・cm] | 当院 [mGy・cm] |
---|---|---|---|
頭部 | 2.49 | 1350 | 1187.53 |
胸部 | 7.48 | 510 | 534.505 |
胸部検診 | 0.69 | - | 49.275 |
上腹部 | 6.46 | - | 430.88 |
腹部〜骨盤 | 10.48 | 880 | 699.145 |
胸部〜骨盤 | 13.98 | 1200 | 932.14 |
○診断参考レベル(DRL)
診断参考レベル(DRL)は、各施設のCT検査における適切な被ばく線量の目安となる数値です。
当院では、このDRLを参考に、患者さんの被ばく線量を最小限に抑えるよう努めています。
医療被ばくには、病気の診断・治療に支障をきたさないためにも線量限度が定められていません。
画質を追求するあまりに過剰に被ばく線量が多くなり過ぎて、結果的に患者さんに不利益が生じない為にも、医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)から公表されている診断参考レベル(DRL)という値が定められています。
各施設の検査線量が DRLの値を超えている場合にその線量が最適化されているかどうか判断するための基準となる数値です。
またこの値はあくまでも施設の標準的な線量であるため、超えてはいけない又は超えると健康被害が出るというような値ではありません。
○被ばく線量の考え方
放射線検査において、最適化と正当性という考え方があります。
①最適化について
被ばく線量を少なくしすぎると、診断に使えない質の悪い画像がでてしまい、検査自体が無駄な被ばくとなってしまいます。正しく診断できる画質を担保しつつ、必要最小限の被ばくとなるように最適な条件で検査を行う必要があります。
②正当性について
患者様のメリット(病気の発見・予後の推移等)とデメリット(被ばく)を比べて、メリットが上回る時に検査を行っています。
当院では上記2点を遵守し検査を行っています。
○Q&A
Q. 何回も検査して 大丈夫?
A.放射線に被ばくした細胞は、通常数日で修復されます。同じ量の被ばくでも一度であびた方が、長期間であびた時より影響は大きくなります。経過観察のために、一定期間毎に検査をされる際、放射線の影響が永遠に蓄積されることはありません。
Q.同時に全身撮影 大丈夫?
A.多部位を同時に検査する場合と、分けて検査する場合、トータルでの被ばく線量は増えますが、各臓器の被ばく線量に大きな差はありません。CT検査では、検査する部位のみが被ばくするため、各臓器への影響は大きくなりません。
Q.普段の生活でも被ばくする?
普段生活しているだけでも、食品や宇宙からの被ばくがあります。これを自然放射線といい、日本では1年におよそ1.5mSv被ばくしてます。(*2)放射性物質は身の回りに存在するものです。
いつでも検診のご予約ができます。
お好みのサイトからどうぞ。

診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00-14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | − |
14:00-18:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | − | − |
※学会等により休診する場合もあります。
広島市南区東雲本町1-2-27
TEL 082-282-0033 /
FAX 082-282-0030